はせ川食堂 喜多方

aestiva2009-01-05

昨年、本場で喜多方ラーメンを食べてそのおいしさに感動しました。今回は地元の人に評判を聞いて訪れたはせ川食堂です。喜多方駅からはかなり離れており、普通の民家が立ち並んだ場所にあって、車でしか行けない場所にありました。路地からも一本入ったところにあるので、わかりにくいかもしれません。さらに、蔵のまち喜多方 老麺会にも入っておらず私の車の古いナビでは間違った場所にたどり着いてしまったので、喜多方中心部の交番で場所を聞きました。
写真はチャーシュー麺です。ベーコンのように肉厚で長いチャーシューが4切も入っており、ボリューム満点です。口に含むと上品なしょう油と豚の甘みが広がりました。私は喜多方ラーメンの特長は縮れて太い麺、澄んだスープだけでなく、上品なしょう油で味付けをした豪華なチャーシューにあると思っています。今まで食べたチャーシューの中でも5本の指に入るものでした。
あっさりスープはただあっさりしているだけでなく、魚のうまみが混ざったもので、縮れた歯ごたえのある太い麺によく絡んでチャーシューとの相性も抜群でした。飲んでもしつこくないのがはせ川のスープでした。実際最後まで飲み干す人が多かったです。地元の人イチオシの店に一見さんが押しかけてしまって申し訳なく思うほど、それほどおいしい店でした。
上質な背脂に独自の製法で旨みを凝縮させたらーめんの「霜降」、コクと辛さを霜降にプラスさせたらーめんの「紅霜」というメニューもありました。これらもきっとおいしいことでしょう。交番のみなさんがとても親切で、地図をいただいてその地図に途中の目印を書き込んでくれたので迷わずに行けました。どことなく温かい会津弁に優しさを感じました。
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