沖縄木炭そば まーさぬやー 秋葉原

aestiva2008-12-18

秋葉原の中央通りに電気店とは違う目立った飲食店ができていました。沖縄そばの専門店でした。沖縄そばはラーメンのようなうどんのような不思議な食べ物です。うどんほど太い麺ではなく、ラーメンほどこってりしていません。麺はほどよくコシがあって、スープは薄味で昆布やかつおでだしをとってあっさりしています。具は豚肉のソーキ、かまぼこ、青ねぎなどを使っており、お好みで紅しょうがをのせます。そばをすばとも言います。まーさぬやーはただの沖縄そばではなく、木炭そばとのことです。下記はお店にあったパンフレットからの引用です。

木炭そばとは、ガジュマルなどの熱帯樹の木を燃やしてできた炭のことを木炭(もっかい)といいます。これを水に浸し、上澄み(木炭水)をかん水の代わりに使用した麺の製法で、できたそばを木炭そばと呼びます。木炭水を使用することにより麺に強いコシと独特の風味が生まれ、また多種多様のミネラルが含まれています。それ故に琉球地方では古来から伝わる長寿食として食されています。また木炭水を作る作業は最低でも2ヶ月の期間と、1キロの木から2食分の木炭をとることしかできないため現在では大変貴重なものになり、沖縄でも「木炭そば」を提供しているお店は希少になりました。

せっかくなのでとっぴんぐ全部のせジューシーセットを食べました。トッピング全部とは三枚肉、なんこつ、本そーきです。どれもそれぞれおいしかったのですが、お店イチオシのなんこつがとてもおいしかったです。やわらかく煮込んだなんこつの歯ごたえがよかったです。香辛料としてこーれーぐーす(島とうがらし)ももちろん備えてありました。こーれーぐーすとは小さな島とうがらし泡盛で漬けたものです。少量でもさわやかに辛く、暑い沖縄の料理にはぴったりです。入れすぎると辛いので気をつけましょう。
また、フーチバーもありました。フーチバーとは沖縄のよもぎなのですが、これが香草でとてもよい香りと味を楽しめました。ジューシーに入れればフーチバージューシーです。ジューシーとは、味の付いた炊き込みごはんです。
秋葉原にいながらにして、沖縄の南国の雰囲気と本格的な味を楽しむことが出来ました。先日、別の沖縄料理店に行ったのですが、ニセモノだったのでまーさぬやーで本物を食べることが出来て大変満足しています。池袋にもお店があるようです。
閉店
沖縄木炭そば まーさぬやー
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