丸克商店 小名浜

福島県いわき市の小名浜には大きな漁港があり、豊富な魚が捕れます。これは寒流の親潮（千島海流）と暖流の黒潮（日本海流）がちょうど合流する地点がこの辺りだからです。いわき市はかつては日本一面積が広い市で、福島県では浜通りと呼ばれる地方ですが山も海もあります。そんな小名浜漁港の近くに一際活気がある魚屋があります。これが丸克商店です。
一階は活気のある魚屋で、二階は新鮮な海の幸を食べられる食堂となっています。この日のランチメニューの煮魚はどんこの煮魚定食でした。
どんことはアイナメの仲間で白身の魚です。見た目は悪いのですが、淡泊でうまみがあり、ごはんがどんどん進みました。大きさが約40cmほどもあり、一人では食べきれないほどでした。
そして、小名浜ではウニが名物のうちの一つであり、うに丼も今まで食べたことがない贅沢なものでした。普通に生うにがのっているだけではなく、ご飯までうにご飯なのです。
生で味わううにも濃厚で甘くてよし、うにご飯も磯の香りがたまらなくて、生うにがのっていなくても十分においしいものでした。こんな贅沢なうに丼は小名浜でしか食べられないかもしれません。小名浜の旅が楽しくなるような食事でした。

丸克商店

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