阿武茶 倶知安 ニセコ 比羅夫

aestiva2009-02-26

阿武茶(あぶちゃ)はひらふ坂の入口で、セイコーマートの隣にある居酒屋です。
外からはかっこいいログハウス調でカウンター席が多く、カウンターの後ろには酒がずらりと並び、かっこいいBarスタイルで、オーストラリア人も多く訪れる店です。カウンターに座ったのですが、15席ほどあるカウンターに日本人は私たちのみでした。
酒を飲ませるだけの店ではなく、居酒屋メニューが充実しています。串焼き、一品料理、鍋、肉、魚、サラダ、揚げ物からデザートまで揃っています。
うにジャンは積丹半島の生うにと韓国の唐辛子ベースの調味料であるコチュジャンを混ぜたものです。潮風香るうにと甘辛いコチュジャンがとてもよくあっていました。酒飲みにはたまらない一品です。
道産おっきいホッケは羅臼産のホッケで、身は脂がのってジューシー、ぱりぱりの香ばしい皮までおいしくいただきました。東京では淡白で地味な焼き魚ですが、北海道のほっけはまるで別物のようです。
カウンターにかかわらず鍋を楽しむことが出来ました。よせ鍋、キムチチゲ鍋、すきやきなどから北海道ならではの石狩鍋を選びました。鮭、じゃがいも、とうもろこしなどの北海道のおいしさをみそ、酒粕と隠し味のバターにより体が温まりました。
器に盛った後にいくらをのせて食べます。まさに鮭といくらの親子鍋です。
〆にごはんと卵を頼んでおじやにしました。サケから出るだしと濃厚になったみそが絡んでたまらないおいしさでした。
隣に座っていたオーストラリア人らしき人たちが羨ましそうにみていました。おそらく、鍋の〆としてごはんやうどんなどを入れるということがわからなかったようでした。聞いてくれたら親切に教えてあげられたのですが、残念ながら話はしませんでした。
デザートも充実しており、本日のおすすめケーキからメープルキャラメルチーズケーキを選びました。甘さの中に、こちらもまた北海道のチーズが香ばしさを主張していました。ニセコひらふでまたしてもおいしい店をみつけました。阿武茶は2号店も近くに開店してますます元気なようです。
阿武茶 -A-Bu-Cha-
Emerald Scene's MAPで場所を確認