プロ野球プレーオフのルールを考察

いろいろ問題がある今のプレーオフルールについて、私なりに改善を提案してみました。まず、レギュラーシーズン上位3チームがリーグ代表として日本シリーズに上がれる権利を持つことができるようにします。最初にレギュラーシーズン2位と3位のチームが対戦します。3回戦制で2勝した方がレギュラーシーズン1位のチームと対戦する権利を得ることができます。ただし、2位と3位のチームのゲーム差が5ゲーム以上開いている場合は2位のチームに1勝のアドバンテージを与えます。次に1位のチームと2位3位の勝ち抜いたチームとの対戦です。5回戦制で3勝した方が日本シリーズに進出することができます。ただし、レギュラーシーズン1位のチームには2位とのゲーム差関係なく1勝のアドバンテージを与えます。さらに、1位のチームと2位3位の勝ち抜いたチームとのレギュラーシーズンでのゲーム差5ゲーム以上で1勝アドバンテージを1位のチームに与えます。レギュラーシーズンを1位で終えたチームは最大2勝のアドバンテージを得ることができ、そのときは1勝すれば日本シリーズに進出することができます。また、2位以下のチームについて、勝率が5割以下ならばプレーオフの進出は不可能とします。
もちろん、両リーグで同じルールで行なうことが前提です。

上記のルールを今年のセ・パ両リーグに当てはめてみました。
まず、セ・リーグについて、3位横浜ベイスターズはレギュラーシーズンの勝率が5割を割っているので、3位ですがプレーオフには進出できません。この場合は、自動的に2位中日ドラゴンズが1位の阪神タイガース日本シリーズ進出をかけて対戦します。ここで、タイガースとドラゴンズのレギュラーシーズンでのゲーム差は10です。5ゲーム差以上1勝のアドバンテージと、レギュラーシーズン1位のアドバンテージによりタイガースには2勝のアドバンテージが与えられます。タイガースが日本シリーズに進出するためには1勝、ドラゴンズが日本シリーズに進出するためには3連勝しかありません。

次にパ・リーグについて、3位西武ライオンズはレギュラーシーズンの勝率5割を割っているので、3位ですがプレーオフには進出できません。この場合は、自動的に2位千葉ロッテマリーンズが1位の福岡ソフトバンクホークス日本シリーズ進出をかけて対戦します。ここで、ホークスとマリーンズのレギュラーシーズンでのゲーム差は4.5なので、ゲーム差でのアドバンテージは与えられません。レギュラーシーズン1位ということでホークスに1勝のアドバンテージが与えられます。ホークスが日本シリーズに進出するためには2勝、マリーンズが日本シリーズに進出するためには3勝する必要があります。

長々と書きましたがいかがでしょうか?ご意見をいただけると幸いです。