プロレスリング・ノア
プロレスリング・ノアの代表取締役社長。
ファンからも選手からも厚い信頼が寄せられている。
選手としても、初代GHCヘビー級を戴冠し、衰えは見せていない。
タッグでも、小川良成との熟練な技を見せつけ、GHCヘビー級タッグベルトの最多防衛記録を持っている。
精神力の強さで彼の右に出る者はいないと言っても過言ではない。
得意技:エルボー、タイガードライバー、エメラルドフロージョン
因縁・キーワード
川田利明
足利工業大付属高校アマレス部時代の1年後輩。
全日本も1年遅れて入門した。
全日本時代、三沢、小橋、菊地と共に超世代軍の一員であった。
その後、田上、渕正信、小川と共に聖鬼軍として三沢、小橋、秋山、菊地の新・超世代軍と名勝負を演じた。
特に、三沢と最後に戦った三冠ヘビーでは、川田が腕を骨折しながらも勝利した。
2000年に三沢がノアを起こしたとき、川田は全日本に残った。
四天王
全日本時代、川田、田上、小橋と共に凌ぎを削った。
あるとき、この4人を「四天王」と呼び、彼らの限界ギリギリの闘いを「四天王プロレス」と呼ぶようになった。
ジャイアント馬場
日本人で馬場をフォールしたのは2人しかいない。
天龍源一郎と三沢である。
とっくに峠を越えた馬場であったが、特別試合として、馬場、ハンセン組VS三沢、小橋組という夢のようなカードが実現した。
ここで三沢は、トップロープからのネックブリーカードロップを決め、馬場からピンフォールを奪ったのである。
「三沢、これからのエースはお前だよ」というメッセージであると感じた。
馬場の死後、三沢は全日本の社長に就任したが、それを辞めて、ノアを旗揚げしたのである。
三沢がなぜ全日本を辞めたのかは、渦中の人間ではないので、何がいい何が悪いかととやかく言うのはここでは言及しない。
ジャンボ鶴田
全日本時代の1989年、全日本は天龍源一郎をはじめ選手が大量に離脱して危機に陥ったことがある。
このとき、絶対的なエースがジャンボ鶴田であった。
三沢はこのとき、タイガーマスクであり、単なる若手の一人であったが、鶴田に立ち向かうため、試合中にマスクを自ら脱ぎ、「三沢光晴」として鶴田に向かっていったのである。
このとき、鶴田も容赦なく三沢を潰しにいき、怪物的な強さを見せつけた。
ところが、初対戦となった鶴田VS三沢戦は、鶴田が圧倒的に押していて、とどめのバックドロップを出そうとしたところ、三沢の一瞬の返し技で敗れてしまったのである。
このときは、感動的なシーンとなったが、これで終わる鶴田ではなかった。
その後、鶴田は容赦なく三沢をはじめ向かって来る敵をこてんぱんにやっつけた。
その鶴田に病魔が襲った。肝炎である。その後はスポット参戦を続けたが、1998年に帰らぬ人となってしまった。
鶴田は死ぬ前三沢にこんなメッセージを残したという。
「僕はみちゃわ君の味方だからねー」
おそらく、エースとしても人間としても認めた上の発言だったと思われる。
ノアで一、二を争うテクニシャン。
体格はジュニアながらも、第一線のヘビーとして活躍している。
甘いマスクのうえ、独身ということで女性に人気がある。
得意技:サミング、DDT、各種返し技、バックドロップホールド
因縁・キーワード
マイティ井上レフェリー
小川はテクニシャンであり、様々なことをして対戦相手を翻弄するが、レフェリーまでも使ってしまう。
中でも、マイティ井上レフェリーとの駆け引きは面白い。
小川があまりにも言うことを聞かないので、小川がフォールされたときのカウントが異常に早かったり、チョップされたりする。
いつか、マイティ井上レフェリーのレスラー現役時代の得意技である、サマーソルトドロップが出るのではないかと密かに期待している。
バーニングのリーダー
日本人離れしたパワーはマット界でも指折り。
膝の大けがを乗り越えて勝ち取ったGHCシングルのベルトは12回も防衛し、「絶対王者」と呼ばれた。
その実力は文句なし。
また、人望も厚くファンや若手を大事にする。
得意技:ムーンサルトプレス、剛腕ラリアット、バーニングハンマー
因縁・キーワード
スタン・ハンセン
今でこそいろいろな選手がラリアットを使うが、元祖はこの人の「ウエスタンラリアット」である。
全日本時代、小橋は外国人選手と名勝負を行ってきたが、ハンセンもそのうちの一人で、若い頃はこてんぱんにやっつけられた。
小橋がトップロープに登ったときに、ハンセンは左腕を振り、小橋をトップロープから落とし失神フォールさせたこともある。
そんな最強外国人ハンセンを越えるべく編み出したのが、「剛腕ラリアット」である。
小橋は見事その技でハンセンからフォールを奪い、今の地位を築くための礎にしたのであった。
スターネスのリーダー
専修大学アマレス部出身で、新日本の中西学の後輩である。
デビュー当時から期待され、「超新星」と呼ばれていた。
順調に出世街道を歩み、第2代GHCヘビーのチャンピオンにもなった。
その後、ノア内部を面白くしようとしようと白GHCベルトを創設した。
得意技:タラバガニロック、フロントネックロック、ノーザンライトスープレックス、エクスプロイダー、スターネスダスト
因縁・キーワード
小橋建太
秋山のデビュー戦の相手であり、ライバルでもある。
熱い小橋と、冷徹な秋山と対照的に見られる。
この2人は全日本時代にタッグを組んでいて、タイトルを獲ったこともある名タッグであった。
この2人は、2004年のノア初の東京ドーム大会では見事にメインをつとめた。
橋誠
秋山の付け人であり、おもちゃにもされている。
橋が犯したミスは数知れないという。
秋山は橋が運転する車で轢かれたのである。ここまで言うと大げさであるが、橋が車を駐車中、秋山にぶつけたそうだ。
このようなエピソードは数知れないらしいが、おそらく、橋は秋山に最も期待されていると思う。
かつて大相撲で十両まで昇進し、玉麒麟というシコ名であった。
その体型に似合わず腕力はすごいとのこと。
最近は動きがヨタヨタしてきたが、ここ一番では名勝負を演出する。
ただ、ノアではタイトルに手が届いていない。
得意技:ダイナミックボム、ノド輪落とし、俺が田上だ、秩父セメント
因縁・キーワード
俺が田上だ
三沢が初代GHCヘビー級チャンピオン時、田上はベルトに挑戦した。
そのときに、前哨戦で小川に出したこの技で、小川は失神した。
当初、「ルビーフロージョン」という名前にしようとしたが、三沢の怒りを買い、「俺が田上だ」になった。
このときのタイトル戦は三沢が防衛した。
あるんだよ!
小橋がGHCヘビー級チャンピオン時、いきなり前触れもなくリングサイドに上がった。
しかも、マイクを使わずアピールしたのだ。
「小橋!お前に出したい技があるんだよ!じゃーな!」
客席からは失笑さえ起こった。
このときは、他に挑戦に名乗りをあげた力皇と挑戦権を掛けたが、破れて惜しくも幻の技に終わった。
秩父セメント
「あるんだよ!」アピールから約半年後、やっと巡ってきた小橋へのGHCヘビー級挑戦前にこの技を公開した。
当初、田上本人は、「秩父セメントだけはやめてくれ」と訴えていたが、メディアの力は恐ろしく、いつのまにか、この名前に落ち着いた。
これは、田上の生まれ故郷が埼玉県の秩父市であることから、名付けられた。
川田利明
全日本時代にこの2人は名タッグであった。
その前は、バチバチやりあっていたのである。
川田は恵まれた体格で期待されて入団したにもかかわらず、不遇であった田上に火を付けるために挑発したようである。
それが見事に成功して、田上は四天王と呼ばれるようになったのである。
かつて大相撲で、力櫻というシコ名で前頭四枚目まで昇進した。
貴乃花、若乃花、曙の同期でもある。
恵まれた体格からのパワーは他を圧倒する。
絶対王者・小橋からGHCヘビーのベルトを奪ったのは大きな自信になっているはずである。
真のエースになれるかは、今後の闘いで判断される。
得意技:張り手、ボディプレス、ラリアット、パワーボム、無双
因縁・キーワード
トロフィーを渡す人
GHCのタイトルマッチを行う時、トロフィーを渡すのはほぼ決まった人である。
横浜でホテルを経営していらっしゃる、相川興業の高山社長である。
高山社長は会場でのあのあくじも引いているが、力皇とそっくりなのである。
体も大きく、リングに立つと一番強そうに見えるのは、私だけではないはず。
GHCのタイトルマッチがあるときは要チェックである。
社長のコラム「BOSSのひとりごと」というページを見つけました。
http://www.hotel-miyako.com/
入門時から実力と共に、体重も大きくなり、おそらく140kg以上はあると推測する。
その恵まれた体格を生かしたパワーはもちろんであるが、動きもよい。
かつてのジャンボ鶴田やテリー・ゴーディを彷彿させる。
得意技:スクラップバスター、裏投げ、バックドロップ
白GHCベルトを戴冠して、ますます力皇、森嶋と共にノア若手ヘビー級の期待の星。
筋肉バスター以外に説得力のある技を増やしたいところ。
得意技:ギロチンドロップ、筋肉バスター
新日本に入団した当時は、高田延彦(高田総督)、越中詩郎、獣神サンダーライガーなどと名勝負を演じてきた。
その後UWFインターに移り、格闘技スタイルの戦いも経験した。
ノアに入団してからは、ヘビー級として活躍している。
実力は皆が認めるところで、すぐにベルトに手の届くところにいる。
得意技:フットスタンプ、ローリングソバット、ノーザンライトボム
ダークエージェントに入ろうと何回もチャレンジ中。
最近、動きがよくなってきた。
得意技:アックスボンバー、セントーン
かつては、青雲龍というシコ名で十両まで昇進した。
長年コミカルなファイトを演じてきたが、秋山からの一喝で最近は激しいファイトを展開するようになった。
念願であったスターネス入りを果たして、さらに期待するところである。
得意技:ヘッドバット、チョークスラム、不入ドム(ふにゅうどむ)
インサイドワークや受けのうまさはプロレス界で上位に入るといっても過言ではない。
性格からか、長年中堅の位置に甘んじている。
オールドスタイルが好きらしく、派手さはない。
ダークエージェントの副将であり、斎藤彰俊や杉浦貴とともにノア内を掻き回しおもしろくしている。
得意技:おりゃーラリアット、ミリオンダラーバスター、アルゼンチンバックブリーカー
因縁・キーワード
川田利明
全日本時代、川田の付き人をしていた。そのころのあだ名であるガモは川田が付けたとのこと。
本田多聞
全日本時代からタッグを組んでおり、アジアタッグを戴冠した。
ノアになってからもGHCタッグに挑戦したが、破れて発展的タッグ解消となってから、水を開けられてしまった。
ノア・ヘルスクラブ
プロレスをすることによって健康を維持しているだけと秋山から言われてしまい、泉田、川畑と共にヘルスクラブと命名されてしまった。
かつて、アマレスでオリンピックに出場した。
プロレスに入門したのは30歳のとき。
デビュー当時は、無理にプロレスの技を出そうとして、イマイチな感は否めなかったが、アマレス技を解禁して、独自の多聞ワールドを展開してからは人が変わったように活躍しだした。
小橋とタッグを組んで、GHCヘビー級タッグを戴冠した。
得意技:回転地獄五輪シリーズ、デッド・エンド
ノア初ヘビー級の新人
端正なマスク、バスケットボールで鍛えたバネ、素直な性格で将来を嘱望されている。
小橋の付き人をしている。
得意技:ローリングクレイドル、ジャーマンスープレックス、ムーンサルトプレス
ダークエージェントの総帥
所属こそフリーであるが、常にノアがおもしろくなるように考えている。
身長を補うために鍛えられた胸板はとても分厚い。
いつも気合の入った熱い闘いを展開しつつ、ダーク神社、ダーク引っ越しセンターなどコミカルな面ももつ。
また、クリスマスやハロウィンなどのイベントになると、もっとコミカルになる。
シリアスとコミカル両方を持つファンを飽きさせないレスラーである。
得意技:超滞空ブレーンバスター、デス・ブランド、スイクル・デス、デス・バニッシュ
恵まれた体格、黄金の髪の毛、ファイトスタイルなどから、いつからか『マット界の帝王』と呼ばれるようになった。
初代GHCヘビー級トーナメントでは三沢と名勝負を行った。
その後、フリーとなり、プロレスや総合格闘技を問わず様々なリングに上がって大ブレークした。
ノアでは、退団した大森隆男とのタッグであるノーフィアーでGHCヘビー級タッグベルトを戴冠した。
コメントのおもしろさ、的確さから、試合の解説や芸能にも幅を広げ活躍している。
2004年、激戦がたたって脳梗塞を起こしたが、リハビリを行っており、復帰が待ち遠しい。
得意技:ハイキック、膝蹴り、エベレストジャーマンスープレックス
うまくて、ずるくて、負けないレスラーである。
試合運びやインサイドワークはノアジュニアでNo.1。
実績も、ノアジュニアの中では頭一つ抜けている。
ノアジュニアのエース格である。
得意技:ハリウッドスタープレス、ディープインパクト、ムーンサルトプレス、タッチアウト
ノアジュニアの天才。一瞬のひらめきがすばらしい。
ジュニアの枠にとらわれず、活躍の幅を広げている。
得意技:トラースキック、フロム・コーナー・トゥ・コーナー、不知火、不知火・改
ノアジュニアで一番危険な香りがするレスラーである。
負けん気の強さを前面に出すタイプである。
その、外見から女性ファンが多い。ハートの強さはノアジュニアNo.1。
得意技:ブサイクへの膝蹴り、Go 2 Sleep
得意技:俵返し、変形ジャーマンスープレックス、スピアー、オリンピック予選スラム
打たれ強い。
頑丈。
ヘビー級転向の話がある。
得意技:モンゴリアンチョップ、頭突き、ゴリラーマンズスープレックス、ゴリラーマンズバスター、ゴリさんだ
伸び盛りの若手。豊富なオリジナル技。
タイガーエンペラーの正体か(?)
得意技:ファンネル、ブルーディスティニー
ノアの副社長であり、力道山の次男である。
ノアの今のトップの選手は、若い頃百田と戦ってプロレスを覚えた。
プロレスの生き字引と言っても過言ではない。
日本でプランチャーを披露したのは彼である。
得意技:プランチャー、パイルドライバー、各種返し技
リングサイドのお客さんは要注意。
得意技:逆さ押さえ込み、回転エビ固め
期待され、ビッグチャンスももらったがイマイチである。
ケガで長期離脱中。
得意技:志賀絞め、スイング式DDT
かつて、アントニオ猪木やジャイアント馬場としのぎを削っていた大ベテラン。
還暦を過ぎなおリングに立ち続けていたが、負傷により2004年に引退。
マイクパフォーマンスは人気があった。
得意技:ラッシングラリアット、クロスチョップ
大森、高山と共にノーフィアーとして活躍した。
首の負傷で、惜しくも引退したが、ノア専属のトレーナーとして活躍。
解説者として、的確なコメントには定評がある。
得意技:マックスペイン、ラ・マヒストラル、SDA
以下は参戦したことのある選手
熱き魂を持ったZERO-ONE MAXの社長。
得意技:スパイラルボム、ドラゴンスープレックス、コブラホールド
得意技:弾丸エルボー、[[コンプリートダスト、スーパーフライ、ダイヤモンドダスト
パワーはジュニアでNo.1。
得意技:餅つき式パワーボム、ラリアット、デスバレーボム
得意技:ケンカキック(ヤクザキック)、STF、マンハッタンドロップ
得意技:ナガタロック?、?、?、バックドロップホールド、ハイキック
得意技:垂直落下ブレーンバスター、ライガーボム
得意技:トライアングルランサー
得意技:裏DDT
得意技:クロスフェースオブ邪道
得意技:ジャーマンスープレックス
得意技:裏拳、ダイビング・ボディプレス、雷電ドロップ
三沢と並び称される『天才』レスラー。
新日本プロレス時代には、蝶野、橋本と共に、『闘魂三銃士』と呼ばれた。
この人の動きを見れば、なぜ天才と言われるかすぐにわかるはずである。
技のキレ、客を惹き付けるカリスマ性など、すべてを備える。
得意技:シャイニングウィザード、ラウンディングボディプレス、足4の字固め
得意技:ハワイアンスマッシャー
ミスタープロレス。
ジャイアント馬場とアントニオ猪木をフォールした日本人はこの人ただ一人。
50歳を越え、なおトップに君臨し、その技にも説得力がある。
昭和の生き字引とも言えよう。
得意技:天龍チョップ、53歳、パワーボム、ラリアット、延髄斬り、グーパンチ
得意技:フルネルソンバスター、アックスボンバー