能古うどん 福岡空港

aestiva2010-06-01

能古うどんと聞いてわかる人はかなりのうどん通か九州の人だと思います。博多湾の中に浮かぶ能古島(のこのしま)のうどんです。博多は一説によるとうどん発祥の地といわれています。博多で食べるうどんは讃岐や武蔵野のうどんとは違って、ふわふわと柔らかいうどんです。ところが、能古うどんは細切りでコシの強いうどんなのです。細さは稲庭風で、つやつやと輝く白さは水沢風でした。そんなおいしい能古うどんを福岡空港の保安検査場を通った後で食べることができます。
つけ麺スタイルのうどんのつゆは甘みが強く、アゴだしがしっかりときいたものでした。のどごしがよく、つるつると吸い込まれます。空港でもこのおいしさですから、本場で食べるときっともっとおいしいものなのだと思いました。


能古うどん