Restaurant Hvitträsk ヘルシンキ

aestiva2011-07-15

Restaurant Hvitträskは、ヘルシンキ中心部から車で30分ほどのところにあります。美しい湖の湖畔にある素敵なレストランです。
ヨーロッパでは小麦がよいからか、パンがおいしく感じます。ここフィンランドでもそれは同じです。そして、パンの種類が多数あり、選ぶのを迷ってしまうほどです。最初に出てきたのは、ラスクほど固いパンとマッシュルームのスープです。日本でマッシュルームと言うとどことなく淡泊で味気ないものなのですが、ムース状のスープはとても香りがよく、きのこの味と香りを十分に堪能できるものでした。パンをつけて食べるとたまらないもので、贅沢な前菜でした。マッシュルームはこのレストランの周辺で採れたものだそうです。
水分と脂肪分の少ないカッテージチーズなのですが、はちみつベースのソースと添えてあった香草と食べるとごちそうになります。これまたパンにあうものでした。
メインディッシュは焼き魚のアスパラ添えと、チーズとアスパラで作ったリゾットです。フィンランドで魚と言えばサーモンかマスのマリネしか食べたことがなかったのですが、ヨーロッパの方の口にも合う淡泊な白身魚をシンプルな塩味とオリーブオイルで焼いたものをアスパラガスといただきました。リゾットについて、アスパラガスはあまり主張しない風味なのですが、チーズと合わせることによってアスパラの香りが広がりました。どことなく見た目はフランス料理のように美しく、味はイタリア料理のようにオリーブオイルを使ったものでした。
デザートはいちごのアイスクリームです。ヨーロッパはベリー系の果物がとてもおいしく、種類も豊富です。
6月のフィンランドは白夜で気候も安定しており、この日は雲一つない快晴でした。PM11時頃から夕焼けが長く続いて、AM4時頃にいつの間にか朝焼けになって日が昇るイメージです。


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Restaurant Hvitträsk