きじ亭 河口湖

山梨にはいろいろとおいしいものがありますが、今回はきじ料理の店を紹介します。きじは桃太郎などの昔話にも出てくる鳥で、日本の国鳥になっています。だからといって絶滅するようなものではないので食用として食べることができます。きじ亭ではきじ肉をいろいろな料理にしてくれます。きじ肉はさっぱりと淡泊で火を通しすぎても固くなりすぎないのが特徴のようです。
きじ鍋Aコースはきじ亭のきじ料理フルコースといってもよいメニューです。
きじの刺身です。色が美しく、なんとも例えようのない柔らかさ、まったくくせのない淡泊な味わいが特徴です。いきなりきじの味に驚きました。
小鉢。小松菜の酢味噌あえなのですが、酢味噌の辛さがほどよいバランスでした。
ますの甘露煮は淡水魚独特の臭みもなく、白いごはんにのせて味わいたいものでした。
きじ鍋はしょうゆベースにほんのり生姜のアクセントがますます体を温めます。きじは火を通しすぎても固くならず、しっかりとした味わいでした。鍋の中にはたっぷりの野菜のほか、ほうとうや餅も入っており一人前以上の満足感でした。これに白いごはんと磯辺揚げがついてボリューム満点でした。ごはんは鍋に入れておじやにしても美味しかったです。
きじそばはきじ鍋とは別のメニューです。温かいそばで、きじを少しだけ食べたい人にはよいかもしれません。
店内の雰囲気もよく、骨董品が多数置かれていました。
きじさんごめんなさい。おいしくいただきました。
大勢で訪れていろいろな料理を楽しむのもよいかもしれませんが、きじ鍋はかなりおすすめです。

きじ亭

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