山小屋 すいとん 檜原

東京で島しょを除いた唯一の村が檜原村です。清流秋川を上っていくと素敵なログハウスがみえてきます。
山小屋は喫茶のほか、すいとんを出す店です。店内は落ち着いた雰囲気で、木の香りがしてどこか懐かしい感じさえしました。
すいとんは戦前戦後の食糧難時代を経験した年代の方には苦い思い出なのだそうですが、もちもちのすいとんは汁との相性抜群で山菜や根菜が器の中に詰まっていました。山菜や漬け物が少しずつ食べられます。
こちらはカレーすいとんです。すいとんに甘めのカレーが入ったものなのですが、食べているうちにスパイスが徐々に利いてきます。
そして、たまたま座った6番テーブルは「幸福を呼ぶ6番テーブル」らしく、多くの方がメッセージを残していました。他のテーブルのものも見たのですが、幸福を呼ぶようなことを書いてあったのは6番テーブルだけで、それだけでもラッキーでした。今後、どのような幸福があるか楽しみです。
東京都とは思えないほどの山奥で、車をかなり走らせないと辿り着くことはできませんが、行ってみるだけの価値はあります。
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