キムチ鍋にひとくふう

aestiva2009-01-23

寒い日が続き、鍋がおいしく感じます。鍋の中でも辛いキムチ鍋なら体がさらに温まります。しかし、辛いものがさほど得意ではない人にとってはキムチの辛さは酷です。そんなときにはひと工夫加えてあげればマイルドでおいしいキムチ鍋になります。
ポイント1:キムチは鍋にそのまま入れないで豚肉やえびと一緒に炒めてから鍋に入れる。
豚キムチの要領でフライパンで炒めてから鍋に入れます。これを行うことによって味がマイルドになりますし、豚肉のおいしさも肉の中に閉じることができます。
ポイント2:鍋の具からのだしに頼ないでだしを作る。
昆布だしでもよいのですが、キムチ鍋の場合は甲殻類があいます。かには高いので、今回はえびでだしをとりました。たまたま、前日に越後湯沢に行って南蛮海老を買ってきて、その日のうちに刺身として食べました。えびの殻を残しておいたものを、オーブンで10分ほど焼きます。焼いた殻でだしをとると不思議とよく味が出るのです。もちろん、えびは身があってもよいです。また、今回はタイで買ってきたカピという小エビの塩漬けを使いました。
さらに、霞ヶ浦名産のえびまこというえびの卵を乾燥させたものがあったのでそれも使いました。今回は使いませんでしたが、韓国食材店で売っているえびエキスなんかもよいでしょう。
あとはたっぷりの野菜、きのこ、豚肉、魚など好きなものを入れて、味噌で味を調えればできあがりです。いつものキムチ鍋に少し手を加えるだけで、さらにおいしいキムチ鍋になります。