上海虹橋空港の話

上海には浦東国際空港(Pudong:プードン)と虹橋国際空港(Hongqiao:ホンチャオ)と2つの空港があります。基本的に、浦東が国際線、虹橋が国内線と首都圏でいえば成田と羽田のような関係です。昨年、日中韓三国では東京・羽田空港、上海・虹橋空港、ソウル・金浦空港への国際定期チャーター便の就航が合意され、それぞれの都市の中心部に近い空港を使うことができるようになり、ますます便利になりました。
私は昨年、虹橋、金浦ともに就航してすぐに利用することができました。私は時間的に早く到着する飛行機しかチケットがとれなかったため、後から来る人を虹橋空港で待っていました。自分のPCで無線LANを利用してインターネットアクセスを試しました。空港内のアクセスポイントはラウンジ内にしかないとのことで、到着ロビーでは接続することができませんでした。空港の横にマクドナルドがあり、数人がノートPCをいじっていたので、私も利用を試みました。電波はみつかるのですが、接続はできませんでした。マクドナルドの店員に聞いてみたのですが、中国語しかわからないため諦めました。
その後、数十元しか持っていなかったため、銀行またはATMを探しました。ところが虹橋空港内には銀行もATMもなく、怪しい両替所しかありませんでした。成田や羽田よりもレートはよかったと思いますが、なんだか損した気分です。現地で両替するときはATMを使ってクレジットカードで現金を引き出すのが一番レートがよい(損しない)と思います。さらに時間を潰すため、マッサージを受けることにしました。中国のマッサージは全身・足裏ともに日本で行うものに比べて質もよく、長い時間受けることができます。しかし、虹橋空港の横のマッサージ店は日本ほどではないものの、少しだけ高く後からいろいろと言ってくるのです。悪質なものではないのですが、例えば足のタコを10元で削ろうか?とか、マッサージのオイルをアロマのものにするとプラス10元とか、いろいろとオプションをつけようとするのです。素直にしたがってもそれほど高くはないのですが、ちりも積もればといいますから気をつけたほうがよいでしょう。
国内空港ということで、怪しげな人がうろうろしています。怪しげなおじさんに中国語で声をかけられたりしてもついていったり、話を聞いたりしてはいけなさそうな雰囲気でした。
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