高尾山の冬そば 蕎麦座 高橋家

京王線とリフトやケーブルカーなどを使って都会から一番近い自然を楽しむことができる高尾山は、豊富な湧水があったことなどから、古くから、そば屋が軒を並べました。麓から山頂まで全部で22店あるそうです。京王グループでは毎年高尾山の冬そばをキャンペーンとして行っていますが、一足早く食べてきました。
ここ数年継続している京王線内のキャンペーン広告から「高尾山の冬=とろろそば」というイメージがすっかり定着しました。その中から高尾山口駅に一番近い高橋家でとろろそばを食べることにしました。
落ち着いた店内で食べることができます。どうやら二階では懐石料理も出しているようです。高尾山のとろろそばは温かいそばの上にとろろと卵がのせてあるのが特徴ですが、ここ高橋家のとろろそばはおそばととろろが別に出てきます。これは温かいそばがとろろで冷めないように配慮したものではないかと思います。
私は温かいそばは立ち食いそばだけと高を括っていたのですが、それはすぐに覆されました。しっかり打ったそばに澄んだつゆがよくあいました。それにとろろが混ざってあっという間にずるずるといただきました。そばを食べた後も沈んでいるとろろがもったいないので、とろろが混ざったつゆをかなり飲んでしまうほどでした。食べ終わるころには体がすっかりと暖まりました。冬そばキャンペーンの時期にまた訪れたいです。
高尾山 高橋家