伊勢重 牛佃煮
親戚からお中元として、日本橋伊勢重の牛佃煮が送られてきました。佃煮といえば甘辛く煮たものを想像しますが、このお店のものは違います。この佃煮は調子に乗ってたくさん口に放り込むと無茶苦茶しょっぱいのです。ちょっとずつごはんにまぶして食べたり、お茶漬けにして食べるとよいです。牛肉としょうがの香りが口の中に広がって美味です。この佃煮のすごいのが、牛肉、しょうゆ、しょうが以外の原料を使っていないということです。添加物などは一切使用していません。しかも、冷蔵も不要とのことです。昔の人の知恵のたまものです。昔といっても、庶民が四つ足動物を食べ始めたのは明治の文明開化以降のはずなので、それ以降に考案されたものだと思います。と思って調べてみたら、明治の初めに考案されたそうです。
