幼い頃からの夢

アーバンライナー・ネクスト

先日、電車で旅をする機会がありました。近鉄特急に乗って近鉄難波から近鉄名古屋まで乗車しました。近鉄特急に乗るのは少年の頃から夢だったのです。近鉄は世界で初めて二階建て電車を導入したのです。当時そのことを知った私は幼心から、いつかはこの電車で旅をしたいとずっと思っていました。私が小さい頃知っている近鉄特急は、オレンジ色の車体に紺色の一本線が入ったものでした。このビスタカーと呼ばれる車両は、現在でも現役で走っているそうです。さて、私が乗った特急はアーバンライナーネクストという車両で、せっかくの旅なのでJRではグリーン車に当たるデラックスカーにしました。シートがとても広くて、ゆっくりできました。頭を包み込むようなクッションで、リクライニングは電動でした。後ろに誰もいなかったので、全開まで倒しました。家に一台欲しくなるような立派なシートでした。もちろん、フットレストも備えていました。これだけ立派なシートに座れるのに、普通の特急よりたった\430高いだけです。新幹線と比べて時間はかかりましたが、立派なシートにしたにもかかわらず新幹線の約半額でした。ビールとおべんとうを買って車内で食べて、乗り心地も最高だったのですぐに眠くなると思ったのですが、長年の夢ということで興奮して道中は全く寝ませんでした。
長年の夢がかなって、ゆったりと道中の旅を楽しむことができました。