深川めし 割烹みや古

aestiva2009-05-04

深川は隅田川沿いで両国国技館が近く、街にはお相撲さんが歩いていたり、自転車に乗っていたりします。かつては海が近く、江戸前のあさりがたくさんとれていたそうです。漁師たちはあさりの身をねぎ、油揚げと一緒にみそで煮て、炊きたてのごはんにかけて食べたそうです。深川めし漁師料理のようです。みや古は静かな住宅街の中にあり、店の中は昭和初期にタイムスリップしたような雰囲気です。深川めしはワッパに盛られてきます。
ふたを開けるとあつあつの湯気とあさりから出される磯の香りが食欲をそそります。一口頬張るとまた一口、そしてお吸い物とお新香がよくあいます。お腹を空かせた漁師のようにすぐに平らげてしまいました。江戸の庶民の味を本場下町で味わうことができました。