なんばパークス

aestiva2008-12-01

かつての南海ホークスの本拠地大阪球場は複合商業施設なんばパークスとして生まれ変わっていました。南海電鉄なんば駅前という好立地なので、昼間はとても集客があるのでしょう。難波は地下には巨大ななんばウォーク、近くには心斎橋などの大きな商店街がありとても活気がある街です。でも、なんばパークスはどこかみたことがあるような構造で、こういう構造は歩くのは楽しいのですが、私の場合はなかなか財布のひもがゆるまないというのが本音です。この日は休日の夜ということであまり人がいませんでした。
海外に行くようになって感じるようになったのですが、日本のクリスマス風景というのには違和感を感じます。単純にきれいだとは思いますが、日本人はほとんどが神道か宗派はあるにせよ仏教のはずで、どれだけキリスト教信者がいるかということを考えると、クリスマスシーズンの雰囲気や風景に違和感を感じてなりません。
かつて大阪球場フランチャイズにしていた南海ホークスの晩年は個性的な選手がたくさんいました。
門田博光は40歳で44本塁打を打ってホームラン王になりました。通算でも王貞治野村克也に次ぐ第3位の567本の本塁打を放ったスラッガーです。その門田は大阪球場で、「おーい門田ぁ、相変わらず肥えとるのう。こっち来て豚まん食べよー」と観客から温かいヤジを受けていました。上背はさほどないにもかかわらず、いつも気持ちの良いフルスイングが魅力な選手でした。
香川伸行はご存じドカベンです。規格外の体格で、西武のおかわり君 中村剛也よりも目立っていました。そんな香川にはキツイヤジが飛んでいたことを覚えています。「オーイ香川!来年は日本ハムにトレードやで!選手としてちゃうで、商品としてやで!」
かつてのパ・リーグの球場は閑古鳥のところも多く、選手と観客との距離が近い球場のうちのひとつが大阪球場でした。そんな大阪球場がこのような形に変化してしまったことは少し複雑な感じもしました。
なんばパークス -NANBA PARKS-
門田博光オフィシャルサイト
門田博光オフィシャルブログ
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