プーケット島の自動車交通事情

私が訪れた国の自動車交通事情というタイトルで各国の自動車交通事情を書きましたが、今回はプーケット島のことを書きます。
タイは日本と同じ右ハンドルで左側通行です。そして走っている車はシンガポール同様ほとんどが日本車で、その割合は95%以上に見えました。メルセデスベンツBMWジャガーボルボクライスラーをそれぞれ1台見ただけです。トヨタが圧倒的なシェアで、Yaris、Vios、Altis、Hi-LUX Vigoといった見慣れぬ名前の車でした。ヴィッツカローラなどに似た車なのでPatentの関係で海外用に名称を変えたものだと思います。その次にホンダ、日産が続きます。Civic、Jazz、TIIDAなどが走っていました。JazzはFitです。その次に意外だったのがいすゞダイハツが結構走っていたことです。いすゞは人も物も運べるD-MAXという車種がたくさん走っていました。ダイハツはHIJETがトゥクトゥクとして利用されていました。排気量は660ccではなく850ccや1000ccほどのものもありました。そのほか三菱とマツダを数台見ましたが、スバルは走っていませんでした。
交通マナーは決してよいものではなく、ウインカーは出さないことが多く、スピードもかなり出していました。タイでは荷台を改造して人を乗せてもよいらしいのです。よって、トラックを改造して多くの人を乗せることができるように改造した車がたくさん走っていました。2枚目の写真は後ろから撮ったものですが、横から見ると4列も並んでおり、合計30人弱も乗っていました。ホテルのタクシーの運転手に聞いたところ、30人まではOKとのことで法律で決まっているとのことです。タイヤがたわんでいたのと、後ろの人が落ちそうなのが心配でした。


カンボジアで見たトゥクトゥクですが、プーケット島でも走っていました。カンボジアのようにバイクの後ろにリヤカーを引くものではなく、前述のように軽自動車の荷台を改造したものでした。赤帽のようでかわいらしかったのですが、乗り心地が悪いので私にとっては30分以内の移動が限界でした。それ以上乗ると体の芯が痛くなるような感じでした。しかしながら短距離であれば風が心地よく、よい乗り物です。