小陽生煎饅頭屋

町田の路地を歩いているとひときわ人混みに溢れた路地の入口に小さな屋台風の店があります。そこにはいろいろな店があります。いろいろな今川焼を売っているお店、たこ焼きがおいしいお店など・・・。そんな中に中華風の看板が目立つ店があり、そこでは小龍包を売りにしています。しかしながらメニューは少なく、「生煎」の4個と6個しかありません。パッとみたところ餃子のような丸い小さな中華饅頭です。

立ち食いとテイクアウトができます。そこには生煎の食べ方が書いてありました。以下は原文のままです。

  1. 饅頭の上に箸で穴を開ける。
  2. お茶をそそぐように、レンゲに「すーぷ」を移して飲む。
  3. 後はふつうに食べる。

味は付いているようでそのまま食べられるようですが、黒酢と辛味が用意されていました。ちなみに、生煎とはセンチンと読むようです。さらに、注意書きとして口にほおばることは厳禁で、必ず穴を開けてスープを出すこととのことです。これは、中身が相当熱いようで、食べてみて分かりました。穴を開けるとレンゲいっぱいになるほどスープが出てきました。

肉汁をよく吸った黄金色のスープはこれだけでも十分ごちそうになるほど深い味です。そして皮をかじるとカリッとした食感、中は餃子のように柔らかい肉です。決してスープに旨味が出てしまっておらず、中身もおいしくいただきました。
上海には何度か行く機会があったのですが、小龍包を食べたことはありませんでした。噂では聞いていたのですが、こんなにおいしいものだとは思いませんでした。毎日でも食べたくなるような味でした。私が土曜日の朝にみる好きなテレビ番組で紹介されていたようです。
日本テレビ ぶらり途中下車の旅 小陽生煎饅頭屋
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