DVDレコーダー ZOX DS-DR104レビュー 続編

先日、DVDレコーダー ZOX(ゾックス) DS-DR104レビューを書いたところ、口コミ情報について気になっている方がたくさんいることがわかりました。今日は使ってみた感じやメリット、デメリットを書いてみます。

  • お手頃価格

私のように録画したものを一回だけしか見ない者にとって、きれいな映像は必要ありません。ビデオに撮って見られればよいという方にはこれだけお手軽にDVD録画できる装置はないと思います。

  • 多彩な録画モード

これは当たり前なのかもしれませんが、5つの録画モードがあります。HQ(1時間)、 SP(2時間)、 LP(3時間)、 EP(4時間)、 SLP(6時間)の各モードで録画することができます。私が映像に疎いせいかHQでもSLPでもさほど違いを感じることはできませんでした。多少SLPの方が色合いが薄いような気がしました。あと、

    SLPで録画したものをPS3で見ようとしたとき、映像と音が同期されないといった不具合がありました。
他のDVDプレーヤーやPCでは正しく再生できたので、相性の問題かもしれません。

  • アナログチューナーのみである

ディジタルチューナーはついておりません。うちはCATVなので、部屋の同軸からそのまま引いてきたもので地上波放送を録画することができます。CATVチューナーを介してCSやBSを録画するときは注意が必要です。そのままではスクランブルがかかっており、録画することができません。私は画像安定装置RX-5000IIを別に買いました。接続図は下記の通りです。

  • ディスク読み込み後の画面


  • タイマー録画の設定

スタート時間を設定したあと、終了の時間ではなく録画時間を設定します。

  • 本体の時計が進む

これは明らかにデメリットです。20日に一度は正しく設定する必要があります。私はタイマー録画設定のときに、開始少し前から、終了少し後まで長めに録画設定しています。いちいち頻繁に時計設定することもめんどくさいですからね。
不思議なことに、最近本体の時計が進まなくなりました。一週間に一度だけ4時間ほど録画と、その録画した内容を再生する程度しか使用していません。コンセントに挿しっぱなしです。2008/10/10追記

  • リモコンの感覚

他の装置に比べてややリモコンの反応が鈍い。これは人それぞれの感覚の違いかもしれません。
下記にリモコン受光部があります。

  • 音声多重対応

リモコンの写真です。音声多重にも対応しており、主・副音声対応の番組を録画したときは後で切り替えて視聴することができます。


  • 利用できるファイル(フォーマット)

下記は取扱説明書からの抜粋です。

音楽:MP3 (.mp3) WMA (.wma)
動画:DivX, XviD (.avi, divx)
画像:JPEG (.jpg, .jpeg)

  • リージョンフリー!?

すっかり書くことを忘れていたのですが、米国で販売されているDVDを問題なく再生できました。PAL規格のものであればリージョンに関係なく再生できるのかもしれません。2008/11/21追記

総合的に判断して、私のように映像をさほど気にせず、テレビをDVD-RWで録画をして一度見たら上書き録画して、録画したものを人に貸したりせず、自分だけで楽しむ人にはよいと思います。また、あくまで2011年までのつなぎと考えている人にもリーズナブルでよいでしょう。
反対に、映像や音にこだわる人、2011年以降テレビ放送が完全ディジタル化したものが欲しい方にはおすすめできません。
最近すっかり技術的なことに疎くなってしまったので、このくらいしか気がつきません。リクエストがあればコメントに書いていただけたら既に使っている者として答えられる範囲でお答えします。
DS-DR105 DS-DR106 DS-DR107 DS-DR108

書き込んでくださったユーザーのhanaさんが基板の中身の解説説明のページを作ってくれました。修理に役立ちそうです。
DS-DR104の故障と修理 cgcprog @ ウィキ
2010/6/28追記。残念ながら閉鎖されました。2011/2/8追記