上海蟹

中国へ出張する機会がありました。この季節は上海蟹の美味しい季節です。今回は9月から新しく就航した羽田-虹橋間を利用しました。つまり、両国の空港は国内線が主な空港なのです。私は上海を発つ前に上海蟹を食べておかないと後悔すると思い、虹橋空港となりのホテル内の中華料理屋に入りました。中国の飲食店ではごくごく当たり前なのですが、英語も日本語も通じません。私は指をチョキの形にしました。そしてメニューを見せてもらいました。幸い『蟹』という漢字は日中共通なので、何とか目的の上海蟹にありつくことができました。
上海蟹のおいしい季節について、旧暦の9月は雌、10月は雄がそれぞれ美味しい季節であることをきました。つまり、ちょうど今頃は両方を食べられる季節なのです。
初めて食べる上海蟹は殻を開けると濃厚なミソがたくさん入っており、コクがあってとても美味しかったです。淡水のカニなので海っぽい塩味のしょっぱさはありません。調味料として酢が出てきましたが、ほとんどつけずに食べてもおいしく食べることが出来ました。
おいしく食べましたが、どうやら食べてはいけない部位があるようです。
何もなく安心しました。日本で食べると万単位の値段を払わないと食べられないようですが、ここ上海では二千円ちょっとで二匹を食べることができました。ホテルの中華料理店だったので若干高かったかもしれません。
チュウゴクモクズガニ-Wikipedia
※注意
上海虹橋空港には上海蟹がたくさん売っています。しかしながら上海蟹は生命力が強く、生態系を壊すため個人での輸入が禁止されています。中国で食べるか、日本の中華料理店で食べましょう。