マスメディアの責任

ボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチのチャンピオン・内藤大助選手 VS 挑戦者・亀田大毅選手の対戦から始まった一連の騒動で処分が決まったばかりです。

金平桂一郎会長:クラブオーナーライセンスの3カ月停止
亀田史郎トレーナー:無期限ライセンス停止
亀田大毅選手:ライセンス1年間停止
亀田興毅選手:厳重戒告

私が感じたのは処分されるべき対象が足りないということです。なぜTBSはなにも処分されないのでしょうか?あれだけ亀田家に対して偏った放送をしておいて、勝てば官軍とばかりに試合が終わった後は内藤選手を持ち上げる様子は見苦しいというほかありません。スポーツを視聴率稼ぎの手段としか考えておらず食い物にしていることがみえみえです。その偏った放送で実況をしていた新夕悦男アナウンサーは内藤選手がバッティングでまぶたを切ったとき、「このままだと大毅選手の勝利ですね?」と言い放ったのです。どうひいき目にみても内藤選手のポイントが優っていたことは明らかですが、彼の目にはこのようにみえたのですね。このようなアナウンサーはボクシングに限らず、スポーツを実況する資格はありません。
なにごとも実況するにはそれなりの知識がないといけません。全国に放送するわけですから。今回のタイトル戦は日本テレビに放送してほしかったと思います。日本テレビCS放送チャンネルのG+ではタイトル戦に限らず、国内のプロボクシングの試合を多数放送しています。よって、鍛えられた目の肥えたアナウンサーが実況をしているので、今回の対戦についても公平に放送できると思いました。
ところで、私が希望する今回の一見に対する追加処分について・・・

TBS 新夕悦男アナウンサー:ボクシングの実況5年間停止及びスポーツ実況の勉強
TBS:ボクシング中継5年間停止

とにかく、これ以上プロボクシングを低俗にしないでほしいです。
最後に、坊主になった大毅選手が興毅選手にみえてしまったのは私だけでしょうか?