プロスポーツ界への提言

ボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦が有明コロシアムで行われました。王者・内藤大助選手 VS 挑戦者・亀田大毅選手とのなにかと話題になる対戦です。試合は内藤選手の圧倒的な判定勝ちでした。しかしながら試合中にクリンチからの投げや後頭部へのパンチなど課題の残る一戦となってしまいました。
会場の雰囲気は内藤選手を応援する客が多く、亀田選手にとってはアウェイの雰囲気だったように思います
すっかり有名になった亀田三兄弟ですが、長男の亀田興毅選手はWBAライトフライ級の世界王者になったものの、その判定結果については多数の賛否意見がありました。
亀田兄弟についてなにか腹立たしく、そして「スポーツ」を感じないのは、亀田兄弟が対戦する相手をけちょんけちょんにけなすことです。おそらく、これで人気を落としているような気がします。言い方次第ではもっとファンを味方につけることができると思いました。
例えば、「内藤はゴキブリ」とけなすのではなく、「内藤選手は百戦錬磨で強い。でも、自分はもっと強い」ということをアピールして結果を出せばよいのです。これではビッグマウスではなく、相手を落とすことによって自分をアピールするというスモールマウスだと思います。賛否両論あると思いますがね。
マスメディアにも問題があると思います。亀田兄弟ひいきのTBS系ではわざわざ18:55から中継を始めましたが、テレビ朝日系の報道ステーションを見ていましたが試合の結果は全く放送しませんでした。これは、ボクシングが茶番に成り下がってしまった事実であり、試合の荒れ具合にもあらわれていたように思います。TBSもテレビ朝日も好きな報道機関ではありませんがね。
亀田兄弟とは相対するポジションにいるのが甲子園で大活躍した斉藤祐樹投手とゴルフの石川遼さんです。しかしながら、二人ともまだアマチュアです。いずれはプロになる存在かもしれませんが、アマチュアにはアマチュアなりの報道の仕方があると思います。石川遼さんに至ってはまだ高校生です。高校に入学したにもかかわらず学業もろくにせずゴルフばかりに打ち込んでいるのはどうかと思います。それならばすぐにでもプロになればよいのですから。ハンカチ王子斉藤祐樹投手にしても、彼が早稲田大学に入学したからといって東京六大学野球を放送するというのはどうかと思います。それよりも彼のライバルで、甲子園で投げあった東北楽天ゴールデンイーグルス田中将大投手の方がもっと注目されるべきだと思います。しかしながら斉藤祐樹投手が素晴らしいピッチャーであることは言うまでもありません。
今回たまたま亀田大毅選手が負けたために上記のようなことを書きましたが、前から私が言いたかったことを以下に記します。

  • プロボクシングを茶番にしないでほしい
  • スポーツマンシップを今一度みなおしてほしい
  • ○○選手ひいきの放送はやめてほしい
  • マチュアはあくまでアマチュア
  • 一般の方はメディアに流されないでほしい

ここに試合中の写真が多数掲載されています。

亀田大毅 反則でファイトマネー没収か