越後お発ち飯 こめ太郎 塩沢

aestiva2011-05-04

魚沼と言えば新潟の日本有数の米どころで、コシヒカリの産地として知られています。その中でも南魚沼市の塩沢地区で栽培されたコシヒカリは味がずば抜けて美味いと言われています。こめ太郎は雪国が誇る食べ物を出してくれる古民家風のお店です。釜めしを売りにしていますが、せっかく新潟を訪れたのであれば白いご飯で塩沢産コシヒカリを味わいたいものです。越後お発ち飯は、上杉謙信が残したと言われる慣習のひとつであり、戦の前にはありったけの贅沢な料理を家臣に振舞ったそうです。手柄を立ててもらいたい気持ち、これが最後の食事になるかもしれないという気持ち、無事に帰ってきて欲しいという気持ちなどいろいろなものが詰まった食事です。質素ながらも雪国の名物が詰まった御膳です。
塩沢産コシヒカリは一粒一粒に甘みと旨みがあり、おかずがなくても味わえるものでした。
後からイワナの塩焼きがきました。おそらく谷川岳から流れている魚野川でとれたものです。
煮物やおひたしなど、素朴ながらも愛情のこもった料理に満足しました。


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かま炊きめしや こめ太郎