PS3とPSP間のリモートプレイ
我が家は無線LANを使ってインターネットに接続しており、PC、PS3、PSP、ニンテンドーDSを接続できます。以下は我が家のネットワークマップです。
PS3とPSP間で無線LAN接続を行い、PSPでPS3を操作することができる画期的な機能を試してみました。これを行うには、リモートプレイという機能が組み込まれており、PS3とPSP間で通信を行えるように初期設定を行います。具体的に以下のようなことができます。
PS3に入れたデジカメ等で撮影した写真ファイル(jpgファイルなど)をみながら、mp3ファイルなどの音楽を聴くことが出来ました。写真のスライドショーについても問題なく動作しました。PS3に入れたCDを再生してPSPで聴くことも出来ました。動画ファイル(mp4など)についても、PS3に入っているものであればスムーズに観賞することができました。ただし、ファイルになっているもののみに対応しているようで、DVDやBlu-rayのディスクには対応していないようです。
ゲームについても、ディスクのPS3、PS2、PSのソフトは遊べないようですが、お試し版としてダウンロードしたゲームについては一部ソフトを遊ぶことが出来ました。
PCも同時に起動してPC内でorbを動作させて音楽、写真、動画を共有した場合、PS3でそれらをみたり聞いたりすることはかつて書きましたが、リモートプレイを行うことによってPSPで音楽、写真、動画を楽しむことが出来ます。ただし、動画については速度が厳しいようで、通常使用には耐え難いものでした。
ネットワークマップ上の赤い矢印は家の中での使用を意図した接続ですが、インターネット経由、例えば公衆無線LANなどから自宅のPS3にアクセスすることも可能なはずです。後日、外部からのアクセスを試してみます。自宅内ではPSPからリモートでPS3の電源ON、OFFを自在に行うことが出来ました。
ブラウン管テレビから薄型テレビへの移行、ウォークマンからファイルを再生するコンパクトミュージックプレーヤーなど、今までソニーの得意な分野だったものですが、すっかり他社からシェアを奪われてあまり元気のないソニーですが、ソニーの復活は画期的、斬新的な技術とアイディアではないでしょうか。その鍵となるのがPS3とPSPにあると私は思っています。PSP2開発の噂がありますが、みんなが想像していた未来、そして想像以上の未来をPS3とPSPで切り拓いてほしいと思っています。
もし、家電を利用したユビキタス革命(Ubiquitous Revolution)を興すのであれば、パナソニック、日立、東芝、シャープ、三菱電機のいずれかとパートナーを組んでもおもしろいでしょう。
メディアサーバーOrbを有効利用
PCをメディアサーバーにしてPS3で音楽、写真、動画を再生
Orb − 自宅PCをパーソナル放送局に
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