阪神タイガース

楽しい交流戦真っ只中であるが、ここまでの12球団を私なりに分析してみたいと思います。
まずは、セリーグ2位阪神タイガース。昨年は、星野監督から岡田監督になって、なにかと星野監督と比べられとてもかわいそうであった岡田監督。監督2年目となって、比較されることもなくなり、本来の実力を発揮するようになった結果であると考えます。先発−中継ぎ−抑えと12球団で1,2を争うほど充実しています。エース井川は二軍に落ちてしまったもののここまで4勝。ベテラン下柳も相変わらずタフさを発揮してチームの勝ち頭。新外国人ブラウンは日本球界向き。そして復活した太陽、新人能見、ローテに入った本格派杉山、剛腕福原、安定している安藤と駒が揃っています。中継ぎは、おいておくのがもったいない藤川、新人橋本、昨年までのリリーフエースウイリアムス、江草と大変充実。リリーフはトルネード久保田が計算できるようになり、盤石です。他にも、左キラー吉野、前川、桟原 etc...と誰が出てきてもそこそこ活躍しそうです。
打撃は、赤星、藤本の機動力から、広島から獲得した攻守揃ったシーツ、勝負強い鉄人アニキ金本、これまた勝負強い天才今岡攻撃力も文句ありません。さらに、関本、ベテラン檜山、やっと実力の片鱗を見せてきた鳥谷がいます。捕手も、矢野、野口が攻守とも安定しています。代打は、広島から神様八木の後継として町田を獲得。肩のケガから復活した濱中がいます。守備固めとして、久慈、沖原、秀太、中村豊など渋く活躍します。心配なのは、片岡だけでしょう。星野氏の呪縛から解かれた2年目の岡田阪神は、これからも優勝争いから落ちることはないでしょう。