心に響くアコースティックギター 音更 Butterfly Effect+

街を歩くとストリートミュージシャンが歌ったり、演奏したりしていることがあります。今まで一度たりとも足を止めて聞いたことはありませんでした。7月のある日、私は新宿を歩いていました。すると、美しい旋律を奏でるアコースティックギターが聞こえてきました。私は思わず足を止めて聞き入ってしまいました。切なく、美しく、そして時にエネルギッシュにアコースティックギターを操っているミュージシャンに心を奪われました。演奏が終わった後、CDを販売していたので迷わず購入しました。しかも、その本人から直接手渡しで購入することができ、私は「心に響きました」と伝えました。そのミュージシャンである音更(otofuke)のKentaさんは、「ありがとうございます。大音量で楽しんでください。」と言い、CDを渡してくれました。早速自宅に帰って聞いてみました。その日は夜遅かったので、ヘッドフォンで大音量にして聴いてみました。

butterfly effect+

butterfly effect+

音更はアコースティックギターのデュオです。単にギターの弦を使うだけでなく、ギターを叩くことによって太鼓のようなリズムを生み出して演奏するのです。購入したButterfly Effect+は音更の紹介的なアルバムだそうです。
1.Izanamiはいきなり音更のギターの奏で方に驚くイントロにふさわしい曲です。2.の誰もが知っている、ルパン三世のテーマは、Rupin the 3rdの部分までもギターで弾いてしまうのに驚きました。3.Over The Borderはこのアルバムのテーマ曲的なものだと思います。切ないバラードと思いきや、いきなりリズミカルになるのです。このアルバム最後の10.も同じ曲なのですが、こちらはFull Mic Versionで少し違うバージョンのものです。どちらも好きです。4.Penguin Talkは私には雨をイメージしたような曲と感じました。6.はアルバム名と同じButterfly Effect+ですが、元気が出るような曲です。
どの曲も素晴らしく、飛ばす曲がありません。
音楽という字は、音を楽しむと書きますが、Kentaさんが奏でるギターはまさに字の如く音を楽しむものです。非常にレベルの高い真の音楽に出逢うことができたと思います。今後の活躍に期待したいと思います。早く新しいアルバムを出して欲しいと思いました。
otofuke 音更 Kenta
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